肉離れと筋挫傷は体で起こる事が違うんです☝️
肉離れ
急激に走ったりジャンプなどの動作により筋肉が強く収縮され、筋繊維の一部が損傷する事により起こります?ハムストリングや腓腹筋によく見られます?
筋挫傷
スポーツで相手と接触したり何かに強く打ちつけた際に起こります?サッカーやラグビーでは太ももの前や外側、野球ではスネの横に起こりやすいです?
今回は筋挫傷について当院での症例も交えながら説明します?
症例
21歳男性
12月末フットサル中に相手選手と接触して左大腿外側部を受傷。
近くの病院で診察してもらい、『筋挫傷』と診断。この時ほぼ膝が曲がらなかったとの事。
なかなか良くならないので、1週間経過し当院受診。
受診した際には膝の曲がりは屈曲60°(参考可動域130°)
病院では「また1週間後に来てください」と言われたそうです。
筋挫傷は早期に膝を曲げれるようにしないと、リハビリがすごく遅れてしまうんです。
そして、出血を最小限にするためにアイシングや圧迫も効果的✨
出血量が多い場合は、血液が吸収されずにドロっとした液体に変わってしまいます?
そうなるとまた曲げ伸ばしが出来るまでの期間が伸びてしまいます?
経過が悪いと手術適応になることもあるんです?
また、放置していて※骨化性筋炎という病態に移行してしまう可能性があります?♂️(※今回は骨化性筋炎の説明は省略します)
その期間が3〜4週といわれており、受傷してから1ヶ月はこまめな経過観察が必要なのです?
ちなみに、当院の患者様は超音波とハイボルテージを併用したコンビネーション治療を行い、4日で屈曲120°、2週間経過時点(受傷から3週)で正座可能
まだ痛みがあるのに自分の判断でスポーツ復帰し、再受傷からの重症化というケースもあります?
スポーツ復帰はドクターやトレーナーとしっかり話あってくださいね✨
スポーツでの怪我は、初期処置が大事な事が多いです☝️
なにか困った事があれば、すぐにご相談ください☺️
トレーナーの依頼もお待ちしてます?